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物件 銀座最新オシャレ空間探検ツアー

Vol.18 世界各国から時計マニアとファンが集う企業ミュージアム『セイコーミュージアム銀座』

2024.10.30
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

銀座最新オシャレ空間探検ツアー

日本有数の繁華街かつ高級商業地である銀座には「魅⼒的な空間」がたくさんあります。カフェ・レストラン・商業施設・美術館などなど…、建築やインテリアや内装にこだわりのあるオシャレな空間に実際に足を運び、取材してお届けします。WEB マガジン<CLASSROOM>を運営する東京中央建物の拠点は銀座。地の利を⽣かして、みなさんにぜひ訪れて欲しい銀座の最新スポットをご紹介します。ぜひ週末に銀座へ遊びに行きませんか?

銀座の並木通り沿いにある『セイコーミュージアム銀座』で日本の時計の魅力に迫ります。オリンピックなど世界的なスポーツイベントや競技会の中継でも、SEIKOの文字が燦然と輝くのを、日本人なら誇らしく感じることもあるのではと思います。世界から信頼を集める日本のブランド「セイコー」。その企業ミュージアムが銀座の中心にあります。地下1階から6階まで、異なるコンセプトで構成されたフロアからなり、「時と時計」に関する資料・標本の収集と保存、研究をする機関として存在しています。知っているようで知らないセイコーのストーリーを知るとよりブランドの偉大さが伝わります。無料の企業ミュージアムとして、平日でも多くの外国人観光客で賑わっています。ぜひ日本が誇るブランドを通して、日本の時計の歴史を感じてみてください。

バラエティ豊かな空間とコンテンツで時の旅へ

セイコーミュージアム銀座の入り口は、高級感あふれるファサードが印象的です。館内に一歩足を踏み入れると、親切な受付スタッフが迎えてくれます。1階にはお土産にぴったりのオリジナル商品が並び、無料ロッカーも完備されています。各階が異なるコンセプトで設計されており、エレベーターで移動しながら様々な時代と空間を旅するような感覚を味わえます。地下1階から6階まで、時計と時間にまつわる多彩な展示が楽しめます。どのフロアからみていくかは自由。ぜひオリジナルの楽しみ方をしてみてくださいね。

企業ミュージアムの先駆けで感じる時計の歴史

セイコーミュージアム銀座は、40年以上の歴史を持つ企業ミュージアムの先駆けです。1981年にセイコー創業100周年を記念して設立され、2020年には創業者・服部金太郎の生誕160周年を機に、彼が生まれ起業した地である銀座に移転しました。この場所は、セイコーにとって特別な意味を持つ街であり、ここから世界に向けて時計の歴史を発信しています。銀座の中心に位置する企業ミュージアムとして、観光客や時計愛好家たちを魅了し続けています。

創業者の想いが息づく展示にどっぷり浸る

2階の展示は、セイコーの創業者である服部金太郎の想いや起業ストーリーを伝える、感動的な空間です。「セイコー」という名前の由来が、精巧な時計づくりへの決意から生まれた「精工舎」にあることを知り、創業当時の理念が現在も脈々と受け継がれていることに感銘を受けます。関東大震災などの苦難を乗り越え、常に海外を見据えながら技術革新を続けてきたセイコーの歴史が、ここで生き生きと語られています。

時を追う人類と企業の軌跡を堪能する

3階の展示は、セイコーの歴史だけでなく、人類が時間を把握するためにどのような取り組みをしてきたかを紹介しています。現代では当たり前に存在する時計がなかった時代に思いを馳せることができ、時間計測の進化を実感できます。一方、6階のグランドセイコーミュージアムは、高級時計ファンにとって垂涎の空間です。オフホワイトやベージュを基調とした高級感あふれる展示空間で、グランドセイコーの歴史と名品の数々を堪能できます。

細部にまで行き届いた日本の技術と心遣い

館内には、各階のエレベーター前に設置された音声ガイダンスや、楽しみながら学べるクイズコーナーなど、来館者への細やかな配慮が随所に感じられます。まさにセイコーらしい、技術と心遣いが融合した空間づくりが実現しています。時計の歴史や日本の技術進歩を体感できる本ミュージアムは、国内外の観光客にとって魅力的な見学スポットとなっています。日本が誇る時計ブランドの歴史と革新を、ここ銀座で体験してみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

店名:セイコーミュージアム銀座
住所:東京都中央区銀座4丁目3-13 セイコー並木通りビル
TEL 03-5159-1881
開館時間:10:30~18:00
休館日:月曜日・年末年始
入館料:無料
※見学は予約優先
公式HP:https://https://museum.seiko.co.jp/

WRITER FUMA NINA

生まれも育ちも東京。デザイン系の本業と、インタビュー取材&記事執筆を中心としたライター業のパラレルキャリアを邁進中。仕事大好き人間。おいしいものが大好きで、インスタではグルメアカウントを運営中。トンカツ、ラーメン、唐揚げなど茶色い食べ物専門。一方、コスメやネイル、美容、ファッションなどの女子力分野も得意。新しい場所に出向くのも大好き。毎月一旅を掲げて、最近は国内・海外問わず気ままに旅に出る日々。

Born and raised in Tokyo. I'm dedicated to both my main job in the design field and my parallel career as a writer, focusing on interview coverage and article writing. I'm a work enthusiast, and I have a deep love for delicious food, which I showcase on my gourmet Instagram account. Tonkatsu, ramen, karaage, and other brown-hued foods are my specialties. On the other hand, I excel in areas related to feminine interests such as cosmetics, nail art, beauty, and fashion. I also have a passion for exploring new places. With a goal of embarking on a trip every month, I've recently been setting out for spontaneous adventures both domestically and internationally.

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