Vol.12　アジア最大級LGBTQ+イベント「東京レインボープライド2024」に初参加

12回目のクリエイティブ修行は、イベント参加レポートをお届けします。2024年4月20日～21日に代々木公園で開催された「東京レインボープライド2024」に参加してきました！東京中央建物では外国人向けの不動産紹介サービスも行っていることから、「マイノリティの方にとっての不動産とは？」を考える機会も多くあります。LGBTQ+の方にとっての不動産とはを、より深く考えるためにも参加してきました。日本でのプライドパレード30周年となる今年は、パレード参加者15,000人、イベントの延べ動員数も約270,000人で過去最高だったそう。想像以上の盛り上がりをレポートします！

レインボーアイテムを全身に取り入れて参加！

「東京レインボープライド」はLGBTQ＋当事者とその支援者Ally（アライ）と共に「"性"と"生"の多様性」を祝福するイベントです。イベント当日は友人と原宿のカフェで待ち合わせて会場へ。原宿駅を降りるとカラフルなレインボーカラーのアイテムをまとった多くの人々で大賑わいでした。当然私も全身レインボーを取り入れた服装です。友人の帽子を借りてパシャリ（帽子小さい...笑）。カラフルな色でイベントに参加しようと思っている人が分かりやすく、そしてここまでレインボーで統一感のあるイベントはそうないなと、ブランディングの観点からも体感できました！

「HAPPY PRIDE!」と声を掛け合う華やかなパレード

私が参加した21日は12時からパレードがスタート。カフェの窓からたくさんの人が華やかに行進しているのが見えました。今回のテーマは「変わるまで、あきらめない。」社会の多様性や価値観はここ数年で大きく変化しているようにも感じますが、差別や偏見なども実はまだ根強く残っている部分もあり、課題も大きいことが想像できます。パレードには、各団体がおそいのTシャツやアイテムを身につけ、レインボーの旗や横断幕を掲げて手を振りながら行進。沿道の私たちとも「HAPPY PRIDE！」とお互い手を振りあいます。

過去最高の動員数で相当な盛り上がり！

会場ではとにかくイベントやパレードの参加者の多さにびっくり。出展している企業の多さもすごいものがありました。一緒に行った友人は3年連続で参加していたのですが、今年の盛り上がりはやはり際立っていたとのこと。コロナ明けという影響もあると思いますが、社会的な変化も大きく影響していると思います。イベントに参加している人が明るく楽しそう、生き生きとした姿が素敵でした。アドビのブースでは360度の映像撮影でクリエイティブ体験。また、イベントのアイコンともいえるドラァグクイーンの方との記念撮影など、体験できるバラエティ豊かなコンテンツがもたくさんありました。

LGBTQ+と企業の向き合い方について考える

弊社には外国人クライアントの方も多く、私自身も「マイノリティと賃貸」をテーマにブログを執筆しています。LGBTQ+の方と不動産会社としてどう向き合い、支援できるのか、もっと深く考えられればというのも今回イベントに参加した理由のひとつです。先進的な企業が社内制度としてどのようにLGBTQ+の方と関わっているのかも、とても参考になりました。特にブースを出されていた＜SEGAsammy＞さんの取り組みや発信の姿勢にはかなり刺激を受けました。抽象的な言語化に留まらず、LGBTQ＋へのサポートや社内規定、制度への落とし込みなど具体的な施策を公開していて、感銘を受けると同時に勉強になりました。不動産関係の企業は思ったよりも少ない印象でした。残念。

会場だけでなく原宿の街中がレインボー仕様に！

東京で毎年開催されている、LGBTQ+のための最も盛大で多彩なパレードを体感できました。印象的だったのは原宿全体がレインボー仕様になっていたこと。表参道のナイキではロゴマークがレインボー色に！ソフトバンクもお父さんがレインボーの旗を掲げていました。街全体でレインボープライドを盛り上げる姿勢が身をもって体感できました。10人に1人がLGBTQ+と言われる中で、身近にもカミングアウトしてない人も多くいるかもしれないということもあらためて感じました。LGBTQ＋へアンテナが格段に深まった一日となりました。来年はパレードをする側として参加できたらなと思っています！