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会社 CEO三田正明が行く!クリエイティブ修行の旅

Vol.7 装いと振る舞いの格上げに! はじめての着物選び~着付け特訓編~

2023.12.06
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

CEO 三田正明が⾏く!
クリエイティブ修⾏の旅

昨今ビジネスにもアート思考が重要! と言われるようになりました。銀座の不動産屋の自分たちにも新規事業、問題解決などで、自由な発想⼒が必要とされます。社⻑の私も発想⼒を磨きクリエイティブな⼈になるために、普段からさまざまな⼈に会い、チャレンジを絶やさないようにしています。この挑戦をアートセンスを磨くための“クリエイティブ修⾏”と銘打ち、WEB マガジンでレポートしたいと思います。ものづくりのワークショップや最新のオシャレスポット、スポーツなどなど社⻑三田正明の挑戦からアートなヒントがお届けできたらと思っています。

クリエイティブ修行7回目は、前回お届けした「着物選び編」からの続編、完成した着物をコーディネートし自分で着つけられることをゴールにした「着付け特訓編」です。着物を選んで満足しているようでは、クリエイティブ修行とは言えません(笑)! 前回に引き続き和装の先生、上杉惠理子さんのアドバイスとレクチャーを受けながら、さらにレベルアップすべく「大人の着物」実践編です。また、前回選んだ着物の詳細もここでお伝えできたらと思っています。経営者としてここぞという場面での服装の選択肢として、着物を加えられたらそんな素晴らしいことはありません。着るものが変わると振る舞いも、そして気持ちも変わります。さらっと着物を着こなせる大人を目指す、着物編。ぜひ今回も写真とともにお楽しみください。

はじめての"大人の和装"に選んだ着物

今回選んだ着物は「男の着物たけもと」さんのもの! 完成の連絡を受けて訪問したところ、マネキンには購入した着物とその他のアイテムが組み合わさった見事なコーディネートが施され、感動のお出迎えしてくれました。モノトーンの着物にシルバーグレーの羽織の組み合わせ。着物の柄は縦のダイヤ柄に見えますが、縦菱と言えると思います。縦菱はもともと皇族が他と区別するために縦にした特別な文様だそう。またこの着物は先に生糸を染めてから織り上げるお召(めし)と呼ばれる。絹の光沢の美しさが映え、ちょうど良い硬さがあり、着物ビギナーさんでも扱いやすいのが特徴だそうです。

感動するほど素敵なコーディネートが完成

洗練されたコーディネートや小物のセレクトは、和装イメージコンサルタントの上杉先生にお任せしました。色や素材、見た目の部分だけではなく、織りや柄の意味まで踏まえてセレクトしていただけるので、自分の好みで選ぶのとは異なり、プロに任せる良さを実感しました。半襦袢、腰紐、足袋、帯、羽織紐、草履といった小物の準備を一緒に体験することで、和装を始めるのに最低限何が必要なのかがよくわかりました。最終的に決まったコーディネートは感動するほど良くて、この後の着付けが楽しみでワクワクしてきました。

和装の魅力の片鱗を感じるひととき

必要なアイテムをすべて揃えて、いよいよ着付け特訓のスタートです。思い切り特訓できるよう、弊社<東京中央建物>のミーティングルームを使用しました。しかも定休日の水曜日を選んで実施したので、心おきなく練習することができました。最初にしたのが、しつけ糸の処理。慣れない作業に手こずってかなり時間がかかってしまいました。いつも迷う襟元ですが、着物は「右前」が正解。相手から見て「小文字の"y"になるように」と覚えると分かりやすいですよ、と教わり納得。これで一生忘れなさそうです。半襦袢、着物、腰紐の順で進みますが、レクチャーを受けつつ、いたって順調に進みました。

帯の締め方に四苦八苦 5回挑戦の猛特訓

そして、帯へ...ここが一番の難関になりました。帯の締め方を覚えるのが私にはとても難しくて、かなり練習しました。少なくとも5回はチャレンジしたと思います。動画にもおさめたので、家でも自主練しようと思っています。心がくじけそうでしたが(笑)、なんとか着付け完成! 先生にも一緒にいたスタッフにも「似合ってる!」と言ってもらえて我ながら着物が似合う年になったと実感。上品さもありつつ、重厚感が加わり、なんとなく強く勇ましい雰囲気に見えるのがやはり着物ならではです。シルクの艶がとても上品にみえます。今の日本で着物は、自分にも相手にも非日常感を感じさせることができますね。

社長が何を着るかは社会へのメッセージ

もともとは着物の知識が一切なく、難解なもの、繊細なもの、手が届かないイメージがあったのを、なんとか払拭できないだろうかと思ったのが、着物をクリエイティブ修行のお題に選んだ理由でした。プロの手を借りて体験するうちに、着物がグッと身近になり、その魅力も感じることができました。積極的に着用しようと思ってはいますが、「今後ひとりで着れるかな...」「ちゃんと保管できるかな...」なんて心配もやはりなくはないです。着物は特に男性で着ている人は今の日本にあまりいないので、やっぱりちょっと勇気がいります(笑)。でもこれをきっかけに殻を破ろうと思ってます。社長は会社の顔であり、人前に立つ仕事。私が何を着るかは、会社のメッセージにもなるということを忘れず、私オリジナルの着物との付き合い方を築いていきたいと思っています。

INFOMATION

和装イメージコンサルタント上杉惠理子
公式HP:https://momonohana-hyakka.com/
和創塾HP:https://kimono-strategy.com/
MAIL:info@kimono-strategy.com

男の着物 たけもと
住所:東京都中央区銀座4-14-2 三宝ビル3F
営業時間 12:00~19:00(月曜定休)
TEL:03-6278-7242
公式HP:https://takemoto.tokyo/

CHIEF EDITOR MITA MASAAKI

東京中央建物二代目社長。2022年ホームページリニューアルの際に、自社メディアとしてホームページ内にWEBマガジン『CLASS ROOM』を立ち上げ、編集長に就任。勤務地であるよく知る銀座や本業で関わる建物を掘り下げることが、価値ある情報になるのではとWEBマガジンを運営している。社長就任にあたって取り組んだ会社と社長個人のブランディングを通して、アートやデザイン、スポーツ等の魅力を知る。趣味はランニング・旅行・ワークアウト・カフェ巡りなど。

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