Vol.6 「優しい人が勝つ」/白石浩一さん
不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。
魅力発掘インタビュー
銀座の不動産屋で働くということ。
WEBマガジン<CLASS ROOM>を運営する銀座の不動産会社・東京中央建物。年代・出身地・経験...さまざまな道を経てこの"銀座の不動産屋さん"にたどり着きました。日本では一日の8時間以上を"働く"に費やす人がほとんど。働くこと=生きること。どんな想いで働いているかが人柄そのものなのかもしれません。このインタビューでは、座右の銘、人生を変えたひと言、親や先生に言われて印象に残っている言葉など...「大事にしている言葉」をお聞きして、その人生の一端をひもときます。
※写真は社長兼CLASS ROOM編集長三田正明が日頃の感謝を込めて撮影しています。
6回目のスタッフインタビューは、白石浩一さんです。コンサルティング事業部で賃貸物件の管理を行う白石さん。東京中央建物に入って12年とのこと。三田正明社長からは「白石さんはお調子者な部分もありつつ、慎重な性格。社交的なタイプでもあると思う」と評される白石さん。人への"優しさ"を強く意識していることが、大切にしている言葉やそれにまつわるエピソードから印象的に伝わります。東京中央建物の社風や雰囲気も感じさせる白石さんの言葉をぜひインタビューで味わっていただけたらと思います。
Profile
出身地:神奈川/部署:コンサルティング事業部/仕事内容:賃貸物件の管理/在籍:12年
優しい人は強い人でもあると思う
Q1.あなたが大切にしている言葉は何ですか?
私は「優しい人が勝つ」と考えていて、この言葉を大事に思っています。私は「本当の強さとはなにか?」を考えると、皆が嫌がることを進んで行うこと、そして平等に物事を見られることなのではないかと思っているんです。それこそ思いやりだと思うし、相手を大切にしているからこそできること。そんな優しい人は、何事にも決して負けない強い人だと思うんです。「優しいとは強いこと」そうともいえると思います。これは仕事をしながら、いろんな人と接することで徐々に考えるようになりました。
損得勘定なしに誰もやりたくないことをやるく
Q2.その言葉が大切な言葉になった理由はなんですか?
どんな仕事でもそうだと思いますが、社会に出て仕事をしていると、放っておくとつい利益ばかりを追求してしまいがちになることがあります。そのなかでも損得勘定なしで誰もやりたくないことをやる、人のために動けることはとても大事だと思います。誰もやらないなら自分がやった方がいい。そうすることで仕事がうまくいくことが沢山あると感じています。それが優しさであり、強さなのかなと思っています。仕事人としてだけでなく、人間としてどうありたいのか、ということが問われるところだと思うので、私は「優しい人が勝つ」と自分に語り掛けながらさまざまなことに向き合っています。
妻と接して気づかされる厳しさと優しさ
Q3.仕事やプライベートではどんなときにその言葉を意識しますか?
私の妻はとてもおおらかな人です。たぶん妻とは喧嘩をしたこともありません。彼女は母としての厳しさも優しさをもっている人。家族で生活していると彼女の優しさを感じる機会がたくさんあり、そんな時に意識することが多いです。仕事では、賃貸管理を担当していますが、オーナーさんとお部屋を借りている方の間に入ってやりとりをしていると、板挟みのような状態になることもあります。言いにくいことをお伝えしなくてはいけないことも多々あります。その際には必ず「優しさ」を意識しながら厳しいことをお伝えしています。たとえ厳しいことを言ってもその裏に優しさがあるとそれが伝わるのか、うまくいくことが多いように感じます。
身近な人との時間を大切にすること
Q4.仕事でもプライべートでも"どんな人でありたい"と思っていますか?
今、仕事では、賃貸管理の仕事を一人で担当しています。忙しい時期などは1人では手が回らないこともあり、挫けそうになることもあります。会社にもつい不満をぶつけたくなることもありますが、幸い一人ひとりの不満も優しく受け止めてくれる会社だと感じています。三田社長も根がとても優しい人なのが接していると伝わってきます。仕事でもプライベートでも、人の優しさに触れることで、自分もやはり優しい人間でありたいと感じさせられます。一緒に働く仲間でも、家族でも、人を大切にすること、そしてその人との時間を大切にすることを心掛けていたいです。そのためにはお互いに気持ちを伝えあうこと、相手の役に立ちたいと思いあうことが鍵なのかなと思っています。
映画に旅行、大切にしたい家族との時間
Q5.人生で挑戦したいことなど今後思い描いている未来を教えてください。
プライベートでは家族との時間を大切にしたいです。家族ともっと映画にいきたいし、旅行にもいきたいです。いつかは移住して、沖縄に住んでみるのにも憧れます。一度家族旅行で行った印象がとてもよくて、今でも沖縄の風景を思い出します。ゆったりしたあの空気...最高ですよね。仕事では、賃貸管理の仕事がうまくまわるようなサイクルをつくりたいと思っています。会社は社長が代替わりした数年前から変化を意識して大きく走り出していて、私はその変化をひしひしと感じています。会社の変化や進化に協力していきたいし、チームとしてお互いが助け合えるような状況をつくることにも貢献できたらいいなと思います。
関西出身。
祖父母がアパート経営をしていたことがきっかけで、不動産の世界へ。投資用物件の売買仲介から、美容系サロン用物件の仲介を経て、現在は東京中央建物で新築マンションの販売に携わる一方、岡山県で賃貸マンションを経営する合同会社Nozomuにも所属。そして、東京中央建物では、2023年より広報としても活動を開始。会社の魅力を発信していく上でとても重要な社員インタビューでは、社員それぞれが持つ熱い思いや魅力をどんどん伝えていきたい。