Vol.6 美しいガラスが創り出す東京国際フォーラム!こだわりのデザインと空間を解説
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銀座最新オシャレ空間探検ツアー
日本有数の繁華街かつ高級商業地である銀座には「魅⼒的な空間」がたくさんあります。カフェ・レストラン・商業施設・美術館などなど…、建築やインテリアや内装にこだわりのあるオシャレな空間に実際に足を運び、取材してお届けします。WEB マガジン<CLASSROOM>を運営する東京中央建物の拠点は銀座。地の利を⽣かして、みなさんにぜひ訪れて欲しい銀座の最新スポットをご紹介します。ぜひ週末に銀座へ遊びに行きませんか?
数え切れないほどのガラスを使用して建てられた東京国際フォーラム。多くの人々が一度は通りかかり、その存在感に目を向けたことがあるのではないでしょうか?外観の迫力はもちろん、内部から見えるガラスと光の空間はまさに必見!今回はそんな東京国際フォーラムの建物を特集!建物の内装やこだわりの設計についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
目次
世界から高い評価を受けた東京国際フォーラムの建築
国際会議や展示会をはじめ、ミュージカルや学会など、幅広い用途で使用される東京国際フォーラム。1989年に日本初の国際建築家連合の公認国際コンペで建築家のラファエル・ヴィニオリ氏の設計が選ばれ、美しい建築物として世界から高く評価されています。存在感のあるガラス棟、複数のホール棟そして地上広場から成り立つ東京国際フォーラム。なんとJR線の敷地境界線も考慮してデザインされたこだわりの設計!美しい外観や空間、内装など注目ポイントの多い建築です。
3,600枚のガラスを使用したファサードは必見!
東京国際フォーラムといえば印象的なのがガラス棟の外観。3,600枚ものガラスを使用したファサードはまさに大きな芸術のよう。どっしりとした存在感のある建物は、一度見たら大きな印象を与えることでしょう。都会でありながら、建物の敷地内を歩いていると、ガラスの世界に引き込まれそうに。また、夜になるとライトアップがさらにガラス棟を美しく輝かせてくれますよ。朝と夜、それぞれ違った顔を持つガラス棟をぜひ味わっていただきたい!
まるで豪華客船!開放感あふれる内装にも注目
ガラス棟の中でも特に注目していただきたいのが天井部分。大きな規模感と丸みを帯びた形はまるで海に浮かぶ豪華客船のよう。地下から天井までの高さはなんと60メートルにもおよび、大きな吹き抜けによって開放的な空間を味わえます。建物内部に入った瞬間からそのデザイン性から空間、設計、建物の迫力と、東京国際フォーラムの独創的な存在感に驚かされます。内装にもたくさんのこだわりが詰まっているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ガラスと光の演出!最上階でしか味わえない空間に感動
東京国際フォーラムに来たらぜひ見ていただきたいのが上階からの眺め。壮大なガラスの世界に外からの自然光が差し込む、ガラスと光の演出はまさにここでしか味わえない特別な空間。また、建物を「鑑賞」するだけでなく、「体験」できるのも魅力ポイント。実際に7階からスロープを渡れますが、かなり高所にあるため、まるでアトラクションのようなドキドキ感を味わえますよ!地上階とはまったく異なる景色をぜひ眺めてみてはいかが?
人々が集まる緑豊かな地上広場
ガラス棟とホール棟の間にある地上広場。飲食店やショップ、出店があり、平日・土日問わず人々が集まる場となっています。都会ながら広々とした広場には緑があって自然さも感じられますよ!東京国際フォーラムでは、太陽光発電システムや照明・空調設備などの省エネルギー化、屋上緑化など、地球環境保全への取組みにも力を入れています。建物のデザインや空間、環境を配慮した活動など、魅力たっぷりな東京国際フォーラム。ぜひ訪れてみてくださいね!
INFORMATION
施設名:東京国際フォーラム
住所:東京都千代田区丸の内3丁目5−1
竣工年:1996年
設計:ラファエル・ヴィニオリ
公式HP:https://www.t-i-forum.co.jp/
東京都出身。カナダに高校留学へ行ったことをきっかけに海外に興味を持ち、大学卒業後はワーホリでオーストラリアへ。現地で接客業やエージェントでの仕事を経てからフィリピンやニュージーランドにも渡り、海外で遊牧民のような生活にハマる。帰国後は都内某メディア会社でSEOライターを経て独立。現在はフリーランスとしてメディア記事の編集・構成作成に携わる。オーストラリアのゆるいライフスタイルが恋しい。
I am from Tokyo. After studying abroad in Canada during high school, I became interested in traveling and living abroad. After graduating from university, I went to Australia on a working holiday visa, where I worked in customer service and as an agent before traveling to the Philippines and New Zealand. I fell in love with the nomadic lifestyle abroad. After returning to Japan, I worked as an SEO writer for a certain media company in Tokyo before becoming independent. Currently, I work as a freelance editor and content creator for media articles. I miss the laid-back lifestyle of Australia.