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魅力発掘インタビュー 銀座の不動産屋で働くということ

Vol.5 「的確に、わかりやすく簡潔に」/早川哲哉さん

2023.10.18
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

魅力発掘インタビュー
銀座の不動産屋で働くということ。

WEBマガジン<CLASS ROOM>を運営する銀座の不動産会社・東京中央建物。年代・出身地・経験...さまざまな道を経てこの"銀座の不動産屋さん"にたどり着きました。日本では一日の8時間以上を"働く"に費やす人がほとんど。働くこと=生きること。どんな想いで働いているかが人柄そのものなのかもしれません。このインタビューでは、座右の銘、人生を変えたひと言、親や先生に言われて印象に残っている言葉など...「大事にしている言葉」をお聞きして、その人生の一端をひもときます。
※写真は社長兼CLASS ROOM編集長三田正明が日頃の感謝を込めて撮影しています。

インタビュー5回目は、勤続25年のレジェンド社員、早川哲哉さんです。営業として販売を経験し、現在は契約されたお客様へ物件を引き渡すまでの諸々の手続きや説明など、各種業務を行っています。シャイな早川さん、今回は顔出しNGということで、後ろ姿でゴメンナサイ。毎月、社員が全員参加して行われる社内研修会「TCTアカデミー」を主催しているのが、なんと早川さん! この「TCTアカデミー」は、部署の垣根を越えて、不動産知識を身に着けられるよう設計されています。それ以外にも、新人社員の研修の講師なども担当。有名予備校講師さながらの伝え方が、新人社員から大好評だという。"伝え上手"の早川さんの大切にしている言葉とその理由を聞いてそれも納得。伝えることの大切さを知る早川さんの話、今回はじっくり聞かせてもらいました。

Profile

出身地:東京/部署:事業推進室/仕事内容:お客様への物件引き渡しまでの各種業務/在籍:25年

伝わらなかった経験が気づかせてくれたこと

Q1.あなたが大切にしている言葉は何ですか?

私が大切にしているのは、「的確に、わかりやすく簡潔に」という言葉です。この言葉を意識するようになったのは、現在も私が担当している「引き渡し業務」を始めた頃です。あるお客様に、契約後に鍵を引き渡しするまでの流れをご説明したんです。これがなかなか伝わらない。電話でも、目の前でも、何度もご説明したのですが、なかなか伝わらなかったんです。上席にも助けていただいたのですが、あのときは本当に苦労しました。その時に「的確に、わかりやすく伝える大切さ」を強く感じたんです。一度で分かる人もいるし、そうでない人もいる。いろんなお客様がいる。だからこそ、不安なまま鍵を引き渡すことがないよう、丁寧に伝えたいと思っているんです。

手を変え 品を変え伝える努力をするく

Q2.その言葉が大切な言葉になった理由はなんですか?

契約から鍵を引き渡すまでの流れは、契約者さん全員にちゃんと理解していただかなくてはいけないことです。せっかく縁あって私たちから購入してくれたお客様で、人生最大の買い物の可能性もあります。だからこそ丁寧に伝えたいし、何度でもわかってもらえるまで説明したいと思っています。手を変え、品を変え、いろんな角度から伝わる工夫をしています。普段は、誰と話すときも、それが年下でも年上でもお店の人でも誰でも、態度を変えず平等に接するようにしています。ちなみに実はプライベートでは、どちらかというと聞くタイプなので、自分から誰かに話しかけることはほとんどないです(笑)。

自分も相手もストレスがないことが大事

Q3.仕事やプライベートではどんなときにその言葉を意識しますか?

仕事ではお客様から不安そうに質問をされたときにとても意識します。昔、うまく説明できなかった経験も踏まえて、今は丁寧に、二度でも三度でも説明します。なるべくわかりやすい表現を使うことも意識しています。だから丁寧に丁寧に、やりとりをするように心がけているんです。あっ、でもたまに会社の営業の皆さんにはつれない態度をとっているかもしれない...(笑)。引き渡し直前の慌ただしい時は、本当に皆さんに申し訳ないなと思っています。反省。基本は誰かに話しかけられた時には気持ちよい態度を心掛けてます。自分も相手もストレスがないことが大事だと思っていますから。

ちゃんと聞いてもらえることの嬉しさ

Q4.仕事でもプライべートでも"どんな人でありたい"と思っていますか?

仕事を通して、いろんな人と相対してきたからこそ「伝えること」の難しさが理解できました。いつも一回ですべてを理解してもらえることは難しいけれど、どんな回り道をしても相手に伝わるように、自分の経験だけでは語らないことを心掛けています。新しい情報をいつも取り入れて、時代や状況に合わせて柔軟に伝え方や内容も変えていきたいです。あとは、人に分かりやすく伝えることだけでなく、自分も相手の話をちゃんと聞ける人間でありたいです。ちゃんと聞いてもらえること、理解してもらえることが、どんなに嬉しいことかを私は理解しているつもりなので!

NFLの試合を本場アメリカで生で観たい!

Q5.人生で挑戦したいことなど今後思い描いている未来を教えてください。

私はスポーツ観戦が大好きなんです! テレビではなくて、生で観戦するのが好きなんです。生で観戦するときの、臨場感や迫力、同じ場所にいる人たちとの一体感...あの熱い雰囲気が最高なんです。私の夢は、アメリカに行ってアメリカンフットボール(NFL)の試合を観ること。「それならすぐ叶うんじゃない?」と思った方もいますよね。でも、年間17試合のチケットは、ファンクラブで販売開始と同時にあっという間に売り切れてしまうほど人気...。こればっかりは、いくら時間とお金があってもどうにもならない。時間とお金でどうにもならないことを、なんとか実現するための知恵と努力が必要です。あの空気を本場で味わえる日を夢見ています。

INTERVIEWER MOCHIZUKI SHUN

関西出身。
祖父母がアパート経営をしていたことがきっかけで、不動産の世界へ。投資用物件の売買仲介から、美容系サロン用物件の仲介を経て、東京中央建物で新築マンションの販売を経験後、現在は同社経営企画室で会社をもっと良くしていくプロジェクトに参加しながら、広報として活動中。会社の魅力を発信していく上でとても重要な社員インタビューでは、社員それぞれが持つ熱い思いや魅力をどんどん伝えていきたい。

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