Vol.3 日・伊融合が生み出す個性的外観「ボッテガ・ヴェネタ」の魅力を分解!
不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。
銀座最新オシャレ空間探検ツアー
日本有数の繁華街かつ高級商業地である銀座には「魅⼒的な空間」がたくさんあります。カフェ・レストラン・商業施設・美術館などなど…、建築やインテリアや内装にこだわりのあるオシャレな空間に実際に足を運び、取材してお届けします。WEB マガジン<CLASSROOM>を運営する東京中央建物の拠点は銀座。地の利を⽣かして、みなさんにぜひ訪れて欲しい銀座の最新スポットをご紹介します。ぜひ週末に銀座へ遊びに行きませんか?
イタリアの高級ブランド「ボッテガ・ヴェネタ」。内観・外観共にこだわりが詰まった建物は、東京らしさとブランドの個性が融合した唯一無二の存在感が魅力です。角度や時間帯によって変わる建物の姿は必見!外観だけでなく内装のこだわりについても解説しているのでぜひチェックしてくださいね。
アジア最大のブティックが銀座に!
2018年にオープンした、ボッテガ・ヴェネタ 銀座 フラッグシップ。店舗面積は約800平方メートルと、アジア最大の広さを誇るブティックです。地下1階から地上5階までの6フロアを持つこちらの建物には、バッグやレザーグッズ、ジュエリーなど、さまざまなコレクションが揃っています。大人の街・銀座にふさわしいボッテガ・ヴェネタの建物は、晴海通りを歩けばその美しさに目を奪われる人も多いはず!
ブランドを象徴したファサードは必見!
ブランドを代表するイントレチャート※の編み込みをモチーフにしたファサード。東京の感性とモダニズム建築にもインスパイアされたという印象的な外観には、なんと900枚以上ものメタルパネルが使用されています!建物自体がボッテガ・ヴェネタの世界観とアイコンを象徴しているとは、すごいアピール力!エントランスからは高級感漂う店内の様子がうかがえます。そして「建物の上層内部はどうなっているのだろう?」と気になり、どこかシックさも感じられます。※イントレチャートとは、冊切りのレザーを手作業で編み込んだ技法でボッテガ・ヴェネタの代表的なデザインの1つ。
西五番街通りからの眺めも見応えあり!
大人の街・銀座にふさわしい建築物の一つであるボッテガ・ヴェネタは、西五番街通りからの眺めにも注目していただきたいところ。側面の外観にはブランドの名前が刻まれ、ディスプレイが設置されています。不規則に並ぶ四角いガラスの窓、そしてフロアの様子が隠れたダークの壁は、こちらもまたミステリアス。正面だけでなく、側面も存在感のある外観は見応えあり!ぜひ正面とは少し違った外観にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
日本とイタリアの融合!内装のこだわりを探る
晴海通りに面したエントランスの床に敷き詰められているのは、日本産の鉄平石。内装には日本とイタリアのセンスが絶秒に融合した独自の空間が広がっています。壁面やディスプレイ部にはキョウトホワイトと呼ばれる漆喰を使用し、日本の職人技と伝統へのリスペクトが感じられます。と同時にイタリア産大理石も配置。美しい調和に思わずため息が出ます。また、内装デザインの凹凸のある幾何学的フォルムを印象的に感じる人も多いでしょう。これは日本の折り紙にインスパイアされているそう。時間帯によって空間に放たれる光の様子が異なるのも魅力ポイント!気になる方はぜひ内部にも足を運んでみてくださいね。
夜の銀座の街で輝く姿も格別
昼と夜で異なる表情を持つボッテガ・ヴェネタの外観。日中に見る建物も素敵ですが、光とガラスが美しく輝く夜に訪れてみてはいかが?大きな星たちが輝いているかのように見える夜のボッテガ・ヴェネタはまさに光とガラスのコントラストが創り出す芸術作品。さまざまな角度や時間帯によって楽しみ方が変わるこの建物に多くの人が魅了されることでしょう。夜の銀座の街を歩きながら、ぜひその美しい外観をじっくりと観察してみてください!
INFORMATION
施設名:ボッテガ・ヴェネタ
住所:東京都中央区銀座5丁目6−1
竣工年:2018年
公式HP:https://www.bottegaveneta.com/ja-jp/
東京都出身。カナダに高校留学へ行ったことをきっかけに海外に興味を持ち、大学卒業後はワーホリでオーストラリアへ。現地で接客業やエージェントでの仕事を経てからフィリピンやニュージーランドにも渡り、海外で遊牧民のような生活にハマる。帰国後は都内某メディア会社でSEOライターを経て独立。現在はフリーランスとしてメディア記事の編集・構成作成に携わる。オーストラリアのゆるいライフスタイルが恋しい。
I am from Tokyo. After studying abroad in Canada during high school, I became interested in traveling and living abroad. After graduating from university, I went to Australia on a working holiday visa, where I worked in customer service and as an agent before traveling to the Philippines and New Zealand. I fell in love with the nomadic lifestyle abroad. After returning to Japan, I worked as an SEO writer for a certain media company in Tokyo before becoming independent. Currently, I work as a freelance editor and content creator for media articles. I miss the laid-back lifestyle of Australia.