MENU
会社 CEO三田正明が行く!クリエイティブ修行の旅

Vol.3 突き抜けたコンセプトホテル!変化を楽しむアートな一日

2023.08.02
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

CEO 三田正明が⾏く!
クリエイティブ修⾏の旅

昨今ビジネスにもアート思考が重要! と言われるようになりました。銀座の不動産屋の自分たちにも新規事業、問題解決などで、自由な発想⼒が必要とされます。社⻑の私も発想⼒を磨きクリエイティブな⼈になるために、普段からさまざまな⼈に会い、チャレンジを絶やさないようにしています。この挑戦をアートセンスを磨くための“クリエイティブ修⾏”と銘打ち、WEB マガジンでレポートしたいと思います。ものづくりのワークショップや最新のオシャレスポット、スポーツなどなど社⻑三田正明の挑戦からアートなヒントがお届けできたらと思っています。

クリエイティブ修行第三回はよりアートに! 奇抜なクリエイティブ空間に一日身をゆだねてきました。「変化を楽しむホテル」がコンセプトのホテル<BnA_WALL>を体験。普段だったら行くのを躊躇するような、突き抜けて個性的なホテル。まさに"クリエイティブ修行"な宿泊レポです。現在、自社で新規事業としてコンセプチュアルなリノベーションブランドを立ち上げているところでもあり、空間演出やコンセプトには学びがいっぱい!写真と共にアートを感じてください!

本当にホテル!? 戸惑うほどのオシャレ空間

BnA_WALLを訪れ、ホテルらしからぬエントランスにびっくり。外観は隠れ家的なバーを連素させます。中に入るとライブハウス会場のような空間が広がり再び驚きます。DJブースもあり幻想的な音楽が流れます。フロントなどホテル感のあるものは一切なし。一気に非日常にひきこまれます。チェックインや注意事項はスタッフの外国人女性に説明を受けました。とてもフレンドリーで一安心。部屋のコンセプトの説明を受け、巨大な壁画アートに案内してもらいました。この壁画(WALL)はまさに「変化」の象徴でもあります。

変化し続けることがホテルの最大の魅力

WALLは日々描き変えられ、タイミング次第ではラウンジからアーティストの壁画制作シーンを見ることもできるそう。完成したアートが展示されているだけではなく、ホテル自体が「変化する過程」を楽しめるよう設計されています。壁画はとてもダイナミックで圧倒されました。そして、ついつい写真に撮りたくなるようなスポットがホテル内にわんさかあります!バーではウェルカムドリンクとしてワインのサービスも!外国人宿泊客もとても多かったです。

遊び心で埋め尽くされた「人生はGAMEだ!」

僕が泊まったのは「HARDCORE GAME ROOM」という部屋。おそらくこのアートホテルの中でもっとも奇抜なデザインの部屋だと思います。部屋を選ぶときに一番派手で斬新に見えたので決めました。ゲームや遊びの仕掛けが満載。巨大な顔のオブジェ(鼻はティッシュ箱)、無数のバスケットゴール、ジェンガのテーブル、床はすごろくのペイント、椅子はサイコロ、巨大なオセロの壁...ここでは書ききれないほど徹底して遊び心が散りばめられています。「人間の根源は遊ぶこと」を謳うアーティストの手による作品だそうで、童心に戻ったようにワクワクを感じました。

一貫したコンセプトとアートへのリスペクト

「変化」をキーワードとしてホテル自体の仕組みが考えられ、アートの設置方法も、更新のされ方も組み立てられています。感じたのは一貫したコンセプトづくりの大切さ。そして細部にわたるまでトコトン徹底していくこと。ホテル内の全客室が言ってみればアート作品。このホテルのすごいところは、完成した客室にアートを飾る、描く、というアプローチではなく、部屋自体の床・壁・天井・壁にいたるまでゼロからアーティストと一緒につくりあげているところ。最大の特徴でありBnA_WALLの独自性を生み出しています。アートの在り方自体に新たな提案をしているように感じました。

アートに泊まることがアーティストへの支援に

僕が今回宿泊した部屋は、食事なしで2万円以上。正直、最初は宿泊費「めちゃくちゃ高い!」と感じました。ただこれも、アートへの支援になるような仕組みになっていると気づけば納得。宿泊費の一部は部屋を制作したアーティストに還元されるという"パトロンシステム"を採用しているのだという。また、ホテルでは施設全体をアートの制作場としてもアーティストに開放しているのだそう。ホテルに滞在し、スタッフの方の説明を受け、感じたのはアーティストへのリスペクト。泊まることがきっと日本のアートシーンへの貢献につながります。今回僕が泊まった部屋以外は、また一部屋一部屋全く異なるテイストです。興味のある方はぜひHPをチェックしてみて! ※宿泊費は時期による変動もあると思いますので最新情報をご確認ください。

INFOMATION

BnA_WALL
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町1−1
TEL:03-5962-3958
ACCESS:小伝馬町駅(日比谷線)徒歩3分、人形町駅(浅草線、日比谷線)徒歩6分、三越前駅(銀座線、半蔵門線)徒歩8分。東京駅からタクシーで10分 。
https://bnawall.com/

CHIEF EDITOR MITA MASAAKI

東京中央建物二代目社長。2022年ホームページリニューアルの際に、自社メディアとしてホームページ内にWEBマガジン『CLASS ROOM』を立ち上げ、編集長に就任。勤務地であるよく知る銀座や本業で関わる建物を掘り下げることが、価値ある情報になるのではとWEBマガジンを運営している。社長就任にあたって取り組んだ会社と社長個人のブランディングを通して、アートやデザイン、スポーツ等の魅力を知る。趣味はランニング・旅行・ワークアウト・カフェ巡りなど。

ページトップボタン