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魅力発掘インタビュー 銀座の不動産屋で働くということ

Vol.2 「努力は必ず報われる。」/鬼頭雄一さん

2023.07.19
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

魅力発掘インタビュー
銀座の不動産屋で働くということ。

WEBマガジン<CLASS ROOM>を運営する銀座の不動産会社・東京中央建物。年代・出身地・経験...さまざまな道を経てこの"銀座の不動産屋さん"にたどり着きました。日本では一日の8時間以上を"働く"に費やす人がほとんど。働くこと=生きること。どんな想いで働いているかが人柄そのものなのかもしれません。このインタビューでは、座右の銘、人生を変えたひと言、親や先生に言われて印象に残っている言葉など...「大事にしている言葉」をお聞きして、その人生の一端をひもときます。
※写真は社長兼CLASS ROOM編集長三田正明が日頃の感謝を込めて撮影しています。

今回は、東京中央建物、営業部で副本部長をつとめる鬼頭雄一さんの「大事にしている言葉」を伺いました。営業部のエースとして長年実力を発揮してきた社内のストライカー的存在。現在は後輩の育成に力を入れているそうです。鬼頭さんからあふれ出るのは、営業として多くの数字や目標と達成してきた実績と豊富な経験に裏付けられた自信。現在は主に"育成"の現場にいるからこそ生まれる次世代への熱い想いをインタビューでお聞きすることができました。

Profile

出身地:神奈川/部署:営業部/仕事内容:新築マンションの販売。現在は若手の育成に力を入れています/在籍:25年

責任ある仕事だからこそ日々の勉強が大事

Q1.あなたが大切にしている言葉は何ですか?

「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない」という言葉です。私は新築マンションの販売をしています。それはお客さまにとって、生涯に何度とない買い物です。人生の大きな買い物に寄り添いお手伝いすること、これが私たちの務めです。その大きな責任があるからこそ、日々の勉強と努力が必要です。しかし努力で成果を上げるのが難しいこともあります。そんな時「あと一歩。あと一歩。」と踏み出すときに背中を押してくれるのがこの言葉。この言葉は、私がまだ社会人になって間もない頃、大きな壁にぶつかり悩んでいた時に、前職の上司からかけていただきました。「悔しいと思う気持ちが、自分の成長の肥やしになる。努力は、必ず報われるんだ。もし報われなければ、努力が足りないんだ。」これがいつの間にか自分にとってのかけがいのない言葉になっていました。

「努力が報われる」と信じるからこそ力が湧く

Q2.具体的にどういう場面でこの言葉を意識しますか?

今は社員の育成に力をいれていることもあって、特に若い社員と触れ合うときにこの言葉を強く意識します。自分の頭を使って、お客さまとの会話を楽しみながら、何をすべきか考え続けることを怠らない、そんな営業に育ってもらいたいと願っています。十人十色のお客さまを前にしても、「教えられていないからできない」ではなく「どう伝えたらいいのか」を工夫して、あと一歩をどう踏み出すか自ら考えてもらいたいんです。私も「まだ努力が足りないのかもしれない。お客さまのためになにができるのか、もっと考えてみよう」といつも自問自答しながら、この仕事と向き合ってきました。それは、「努力は必ず報われる」と信じることができたからこそだと思います。若い社員たちにも、そう信じてもらえたらと願って、いつも話をしています。

育成に関わり仲間の成長に立ち会える幸せ

Q3.この言葉の効果を実感するのはどんな瞬間ですか?

一緒に仕事をしている仲間の成長に、この言葉の力を感じることがあります。「おお、凄い!こんなに自分で考えて、お客さまとここまで良いお話ができるようになったんだ!」と。ありがたいことに、最近は育成に関わった仲間の成長を感じさせていただくことが増えました。その瞬間に立ち会えた時「努力は必ず報われる」という言葉が心に沁みてきます。それはこのままどんどん成長してほしいと思う瞬間でもあります。私自身は、お客さまにマンションのお引き渡しをするときに、最も努力が報われたと感じます。鍵をお渡しして、笑顔で「ありがとう」が聞けたときには胸が熱くなります。「努力は必ず報われる...」この言葉は頑張り続けるための私の心の支えでもあります。

息子にとっての良き相談相手でありたい

Q4.仕事もプライベートも含めて"どんな人でありたい"ですか?

「目標にされるような人間でありたい」とは常に思っているのですが、同時に、自分より若い人にとっても同じ目線で話せる「良き相談相手でありたい」とも思っています。私には高校生の息子がいるのですが、息子にも会話をするときには上からものを言うのではなく、同じ目線で話すことを心掛けています。学校の話もよく話して聞かせてくれます。息子には、一生付き合える友人を大切にしてほしいということ、人生を思いっきり楽しんでほしいということをいつも伝えています。年は離れていても、お互い一人の人間として会話をすることで、気持ちよく言いたいことが言える関係で居続けたいなと願っています。まあ、昔からずっと子どもと一緒に楽しんでいるので、妻からは「息子が2人いるみたい」なんて言われていますけどね(笑)。

人生で大切なことは"営業"から教わってきた

Q5.人生で挑戦したいことなど今後思い描いている未来を教えてください。

人の育成に関わっていきたいという気持ちは強くあります。今は入社1~3年目までの社員に「営業セミナー」を行っていますが、さらにパワーアップさせ、若手の成長を促進する存在になれればと思っています。実は現在弊社では、未経験社員をあえて採用しています。固定概念のないまっさらなスタッフを飛躍させることが今の私のミッションです。営業という仕事で多くのお客さまと出会い、会話をし、寄り添い続け、私は人生にとって大切なことをたくさん学びました。この営業の楽しみを次世代に伝えていきたいし、思いっきり味わってもらいたいと願っています。今育成している社員が、学んだことをさらにその下の世代に伝えていく、そんな循環ができたら最高です。今後はこの「営業セミナー」を社外にも展開できるようにしたいです。「営業ってこんなに楽しいんだ!」そう思う人が一人でも増えるよう、今後も営業の楽しさを伝え続けていきたいです。

INTERVIEWER MOCHIZUKI SHUN

関西出身。
祖父母がアパート経営をしていたことがきっかけで、不動産の世界へ。投資用物件の売買仲介から、美容系サロン用物件の仲介を経て、東京中央建物で新築マンションの販売を経験後、現在は同社経営企画室で会社をもっと良くしていくプロジェクトに参加しながら、広報として活動中。会社の魅力を発信していく上でとても重要な社員インタビューでは、社員それぞれが持つ熱い思いや魅力をどんどん伝えていきたい。

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